脳と細胞がブルブル震える!広告が変わる!(たぶん)

昨夜の石川 淳哉さん、並河 進さんのトークイベントは色々ととても楽しかった。お二人の軽快なトークももちろんだし、並河さんの人生相談的切り口と、石川さんらしい楽しくかつガツンと一発のコトバの数々。これがオオウケw。


広告業界のトップランナーのお二人だし、またオーディエンスにも、著名な広告人がご参加。ここは【宣伝会議】のイベントか・・・と思ってしまうほど。でも、石川さんは「広告の次を考えようよ!」とメッセージ。

広告業界ではテッペンを極める石川さん達に対して、地方の一介のイベント屋だった自分とは、比べられるものもなく、一体自分は何十年もの間、広告の世界で何をしてきたんだろう、と凹んでしまうこと数々。
それでも、お二人の活動と自分との共通点も見つけ出し、今進めていること、これからやろうと思っていることを肯定されたみたいで、素直にうれしかった。

自分の取り柄と言えば、何でも楽しくしようと思うこと。

ところが、震災後、何から何まで、眉間に皺を寄せるように考えてしまってた。自分が通う「南三陸町」の復興市では、出店している町の人々が全員真っ白い歯の見える笑顔を出しているのに、自分はなんかしかめっ面。近頃、何か上手く進まない、誤解を生むことが多い・・と悩んでいたが、要するに因果応報。自分に原因があった。
自分が落ち込めば、誰もよってこない。自分がワクワク・ドキドキしていればちゃんと廻りは反応してくれる。そうして、仲間を増やすことが出来る。ここだよね、ここ。

このワクワク・ドキドキを石川さんは「脳と細胞がブルブル震えること」と言っていた。

広告屋としては三流だけど、社会的課題を解決するためにワクワク・ドキドキしたブランを作るぞーって意気込みだけは一流だと思ってる。これからも石川さんや並河さん達の活動に注目しながら、自分もその一端にしがみついていたいと思う。

ちなみに並河さんも肩書きを変えようか・・・って話の流れで、彼の肩書きは「ムードメーカー」だそうです(笑)。
「ソーシャル・ムードメーカー?」って並河さん。でも石川さんは「ソーシャルいらないよw」。

そう、ムードメーカー。被災地の未来を語るのなら、「なんかワクワクしてきた!」って思ったり、思われたりしなきゃ、ダメだよね。誰も、暗い現実の話なんかしたくないのだから。

 

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